ジャーマンアイリスは、栽培を続けると、ねずみ算式に株が増える。花後に植え替えをすると、栽培年数が長いものはものすごく株が余る。余った株をハナノ*ドウヤで販売しているのだが、それでも余る。
そこで、去年から畑の近くにある道の駅で「アイリス屋」を始めた。
去年は6月末から8月まで、毎週末営業した。今年は28日(日曜日)から始めて、9月ぐらいまでの毎週末やる予定。
お店はこんな感じ。

建物の入り口脇の通路に会議用の机を置いて、「ジャーマンアイリス」と刺繍したテーブルクロスをかけたものが店舗。このテーブルクロスは、フェルトを文字の形に切って、縫いつけて作った(意外とずくがあるよね)。
ドーナツ屋の店員とか、スキー場のレストランでアルバイトとか、ちょっと客商売みたいなことはしたことあったけど、自分で作ったものを売るっていう経験はなかった。
去年お店を始めたときは「いらっしゃいませ」ってなかなか声が出なかった。アイリスのことを説明するのも(自分家の子を褒める親みたいで)こっぱずかしくて、なかなかできなかった。
お店を始める前は、「アイリス好きならたぶん飛びつから、初日で100セットぐらい売れちゃうかもね」なーんて皮算用をしていたえみぃとオットだったが、予想に反してぜんぜん売れなかった。
お客さんの反応は、「高い」「増えすぎて困るからいらない」「うちにもある」「ジャーマンアイス?おいしい?」って感じ。
そんな様子を見かねて、助け舟を出してくれた人がいた。
となりで山野草を売っていたおっちゃんだ。長い白髪を後ろでたばねて、白い口ひげ&長いあごひげの、ぱっと見「仙人」みたいな人だ。お店を始めるときにあいさつはしたけど、なんかとっつきにくい感じだったので、それまで話したことはなかった。
おっちゃんはおもむろにえみぃ達の店にやってきて
「(机を出した)場所が悪い」
「机の並べ方も悪い」
「こんな並べ方じゃ売れん」
「声出さなきゃだめだ」
だの、ボロクソに言った。えみぃもオットもあっけにとられてしまったが、おっしゃっていることは一理ありますね~ってことで、翌日からおっちゃんに言われたとおりの店構えにした。
それから、おっちゃんのえみぃ達に対する教育が始まった。
朝8時から夕方5時までの営業時間中、ああでもない、こうでもないと講釈を受けた。そして、
「手に袋をいっぱい持っている人といない人、買ってくれる人はどっちだ?」
っていうような、まとめのテストまで出してくださる。正直、最初は「うざっ」と思ったりしたけど、おっちゃんの言うとおりにしたら、売れるようになった。それに、おっちゃんのおちゃめな性格もジョジョにわかったりして、毎週末逢うが楽しみになってたりした。
およそ8ヶ月ぶりの再会!を期待してたんだけど、日曜日は残念ながらおっちゃんのお店がお休みで逢えなかった。残念。来週は会えるかな。
おっちゃんに鍛えられて、今では立派な(?)アイリス屋になったえみぃとオット。午前中雨が降ってイマイチだったけど、午後挽回して、初日としてはまずまずの売り上げとなった。
これから毎週末居るんで、お暇なら来てよね。
そこで、去年から畑の近くにある道の駅で「アイリス屋」を始めた。
去年は6月末から8月まで、毎週末営業した。今年は28日(日曜日)から始めて、9月ぐらいまでの毎週末やる予定。
お店はこんな感じ。

建物の入り口脇の通路に会議用の机を置いて、「ジャーマンアイリス」と刺繍したテーブルクロスをかけたものが店舗。このテーブルクロスは、フェルトを文字の形に切って、縫いつけて作った(意外とずくがあるよね)。
ドーナツ屋の店員とか、スキー場のレストランでアルバイトとか、ちょっと客商売みたいなことはしたことあったけど、自分で作ったものを売るっていう経験はなかった。
去年お店を始めたときは「いらっしゃいませ」ってなかなか声が出なかった。アイリスのことを説明するのも(自分家の子を褒める親みたいで)こっぱずかしくて、なかなかできなかった。
お店を始める前は、「アイリス好きならたぶん飛びつから、初日で100セットぐらい売れちゃうかもね」なーんて皮算用をしていたえみぃとオットだったが、予想に反してぜんぜん売れなかった。
お客さんの反応は、「高い」「増えすぎて困るからいらない」「うちにもある」「ジャーマンアイス?おいしい?」って感じ。
そんな様子を見かねて、助け舟を出してくれた人がいた。
となりで山野草を売っていたおっちゃんだ。長い白髪を後ろでたばねて、白い口ひげ&長いあごひげの、ぱっと見「仙人」みたいな人だ。お店を始めるときにあいさつはしたけど、なんかとっつきにくい感じだったので、それまで話したことはなかった。
おっちゃんはおもむろにえみぃ達の店にやってきて
「(机を出した)場所が悪い」
「机の並べ方も悪い」
「こんな並べ方じゃ売れん」
「声出さなきゃだめだ」
だの、ボロクソに言った。えみぃもオットもあっけにとられてしまったが、おっしゃっていることは一理ありますね~ってことで、翌日からおっちゃんに言われたとおりの店構えにした。
それから、おっちゃんのえみぃ達に対する教育が始まった。
朝8時から夕方5時までの営業時間中、ああでもない、こうでもないと講釈を受けた。そして、
「手に袋をいっぱい持っている人といない人、買ってくれる人はどっちだ?」
っていうような、まとめのテストまで出してくださる。正直、最初は「うざっ」と思ったりしたけど、おっちゃんの言うとおりにしたら、売れるようになった。それに、おっちゃんのおちゃめな性格もジョジョにわかったりして、毎週末逢うが楽しみになってたりした。
およそ8ヶ月ぶりの再会!を期待してたんだけど、日曜日は残念ながらおっちゃんのお店がお休みで逢えなかった。残念。来週は会えるかな。
おっちゃんに鍛えられて、今では立派な(?)アイリス屋になったえみぃとオット。午前中雨が降ってイマイチだったけど、午後挽回して、初日としてはまずまずの売り上げとなった。
これから毎週末居るんで、お暇なら来てよね。