日曜日はリョウコも休みだったので、じゃがいもを植えようってことになっていた。
土曜の夜から日曜の朝まで「雪」の予報だったから、半分あきらめていたけど、
朝起きてみたら晴天!!
午後一で畑にGO走る

sumire2.jpg


風もなくて、穏やかな良い天気。
畑のあちこちからスミレやムスカリが顔を出して、春らんまんって感じ。

リョウコはオットをつかまえて、種芋の準備を伝授。
ちいさい種芋はそのまま、大きいものは半分に切るのがリョウコ流。
へそと呼ばれるくぼみから半分に切って、切り口に草木灰をつける。
切り口からばい菌が入るのを防ぐための処理だが、栄養にもなるらしい。

jaga.jpg


じゃがいもを植える場所は、去年ゴーヤやなすなどを植えた場所だ。
同じ種類の野菜を同じ場所で作り続けると、良い野菜ができないから
毎年作る場所を入れ替えるのだ。

耕運機で畝(うね)を作り、種芋を30センチ間隔で置いていく。
その間に堆肥(我が家では牛糞を使う)を両手でひとつかみほど入れる。

jaga2.jpg


野菜を植える場所は、苦土石灰を入れてかきまわして1週間待ち
堆肥を入れてかきまわしてさらに1週間待つ、というのが正式だが
じゃがいもは毎年、種&堆肥でやるのがリョウコ流だ。

土を軽くかぶせたら、あとは芽が出るのを待つだけ。
意外と簡単だよね。

土をかぶせていたら、カエルを発見!

flog.jpg


寝ぼけているのか、えみぃの手の上にのせても動かない。
春先、耕運機で耕すと、かえるがいっぱい出てくる。
ウチの畑は化学肥料や農薬をほとんど使わないので、土中の虫が
多く、それをねらってカエルが来るんじゃないかと思っている。
ちいさいのはともかく、大きいのは耕耘機で巻き込んじゃって、お亡くなり
になってしまう。かわいそうなんだけど、防ぎようがない。
ってことで、お前は助かってよかったね~。

まだ明るかったけど、作業も終わったし、風が出て少しさむくなったので
帰ることにした。
帰りぎわ、リョウコから「にら」「うど」「トトキ?」をもらった。
「にら」は土手に生えてきたもの「うど」は下の畑で栽培しているものが、
土手をあがってウチの畑に入ってきたもの、「トトキ」は土手に生えている
草の葉っぱだ。リョウコによると、東北でよく食べられている山菜とのこと。
ツユクサの葉っぱみたいで、あまりおいしそうに思えないんだけど、
せっかくだからいただいた。

というわけで、山菜を使ったマクロビオティックな料理はこちら。

shokuji.jpg


皮をむいたウドとトトキをさっと茹で、冷水にひたして、みそ&酢をまぜたタレをかけて「ぬた」に。
むいたウドの皮は人参と合わせてきんぴらに。
ニラは卵とじに。
去年のじゃがいもは、鶏肉と一緒に煮込んで、肉じゃが風に。

ウドはほろ苦くておいしいし、ニラもスーパーで買うものより味が濃くて、久々においしー
野菜をたんと食べたって感じ。
トトキっていうのは初めて食べたんだけど、シャキシャキした歯ごたえがよくって、おいしく
いただいた。
お料理がおいしいと、お酒もすすんじゃって、せっかくのマクロビオティックも効果がなくなっちゃう
んじゃないかってキライもあるけど、気分もいいからまぁいっか。

そして、農作業&おいしいお酒の効果で爆睡。

一夜明けて、トトキをネットで調べたら、ナナナナんと、えみぃが夕べ食べたものと
ぜんぜん違う形してた。ゆうべ食べた草はいったい何だろう。。。

でもまぁ、2人とも生きてるし、おなかもこわしていないし、大丈夫なんだろうと思う
けど、そこいらに生えている野草を食べるときは、リョウコの言うことを信じずに、
自分でちゃんと調べようと思う、今日この頃なのだ。