4日と5日、東京にいるオットの姪っ子2人が遊びに来ることになっていた。
農作業を手伝いに来るっていう名目だったけど、小学6年生と4年生、たぶんお手伝いは無理だろうってことで、練りに練ったスケジュールは以下のとおり。
4日 佐久バルーンフェスティバルで夕方まで遊ぶ~夕飯はたこ焼き&お好み焼きパーティ。
5日 昼から畑でミニスカ一家とBBQ。なんとか夕方まで畑で遊ぶ
田舎の空気をできるだけたくさん吸ってもらったり、長野でしかできないことを体験してもらおう!というコンセプトだ。
4日、お昼ちょっと前に2人とお母さんをピックアップして、行き先を告げずにバルーンフェスタ会場に向かう。会場まで車で1時間ちょっとの道のり、お母さんが「ほら、あそこにアルプスが見えるよ~」「きれいに桃が咲いてるよ」と指差しても、2人はDSで遊んでる。。。
そして
「小学生は(風景とか)興味ないんだよねー」
とのお言葉。んんー、イマドキの小学生って手厳しい。
途中、最近気に入っている「スシロー」でお昼を食べた。行き先を知らない2人は、これからどこに行くかっていう話題で盛り上がる。びっくりさせたいので、オットもえみぃも一生懸命お茶を濁す。
すると突然、
「カラオケ行きたい!」
と力強く言われてしまった。とっさに「うん」と言ってしまいそうだったが、かろうじて交わした。カラオケは今回のコンセプトに合わないし、うんって言っちゃったら彼女らのペースになっちゃうぞ。なんとか「カラオケ」を削除しなければ!
食事も終わり、ふたたび車に乗る。行き先がわからず、カラオケに行きたいモードが高まりつつある2人の気持ちをカラオケからそらすため、えみぃが朝あわてて作ったGWスペシャルミュージックをかけた。1曲目は「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士(ナイト)」。スタート直後、逆効果か?と一瞬思ったが、2人はDJ OZMAの掛け声に合わせて大熱唱。ノリノリのうちに会場に近づいた。
広い河川敷にその会場はあった。会場を取り囲むように駐車場が作ってあって、ものすごい数の車が止まっている。想像より大きなイベントでえみぃもオットもびびってしまったが、2人は「お祭りみたい!」「楽しそう!」と大喜び。
佐久バルーンフェスティバルは、AirBという団体が開催している熱気球シリーズ大会(渡良瀬、佐久、宇都宮、鈴鹿、佐賀)の一つで、数年前から行われている。3日~5日の3日間、朝6時30分~と午後3時~熱気球の競技が行われ、競技がない間は大小さまざまなイベントが催される。会場には屋台がずらーっと並び、大きなお祭りっていう感じだ。
到着したのは1時過ぎ、気球の競技は3時からなので、あと2時間つぶさなければいけない。
竹馬にチャレンジしたり
トライアルバイクデモンストレーションを観たり
(これはすごかった!えみぃはすんごい感激&興奮した)
木工体験コーナーで椅子を作ったり
ストラックアウトに挑戦したり
3時まではまだ少し時間があったが、そろそろ準備も始まるだろうから、いったん車に戻って休もうということになった。バルーンが上がる場所の近くに車を止めていたので、車中からも十分競技を楽しめそうだった。
が、子供たち2人はじっとしていられるわけがなく、、、駐車場脇にある河原で遊びたいと言い出した。魚のつかみ取りをやっているらしく、たくさんの子供が遊んでいた。
しかたなく、オットが一緒に遊びに行くことに。
車の中は熱かったけど、窓を開けたら涼しい風が吹いて、なんとか凌げそうだった。お母さんとえみぃは車に入って涼みながらおしゃべり。
そんなこんなで3時になったが、気球が準備されている様子はない。会場から、気球のしくみを説明する声が聞こえてきた。
「気球の籠は何でできていると思いますか?」
なんて、クイズ形式でお客さんとやりとりしている。お母さんと話をしながらなんとなく聞いていたら、「風が強くてまだ飛べない」っていうようなことを言っているのが聞こえた。
会場のあちこちに設置してあるこいのぼりが、元気よく泳いでいる。到着したとき真上に上がっていたアドバルーンが、45度ぐらいに傾いている。どうやら強風で気球を上げられないらしい。
オットと2人が戻ってきた。全員車に乗り、風が弱くなることを望みながら待つ。
「風が収まるまでお待ちください」というアナウンスが「強風で飛ばないこともあるのでご了承ください」というようなニュアンスに変わってきた。風が一向に弱くならない。
2人に「気球が上がるところみたい?」と聞くと「どっちでもいい」というお返事。
それよりジャスコに行きたいって。。。^^;)
えみぃもオットもすごく観たかったけど、あきらめて帰路に着いた。
途中、ジャスコのディズニーショップと雑貨屋で2人はウキウキお買い物。大人たちは人の多い店内でぐったり。
食材を買って家に戻って、たこ焼き&お好み焼きパーティ。小学4年生はお疲れモードでダウンしてたけど、6年生はお手伝いしてくれた。手先も器用でなんでもやってくれる。感心感心。
カラオケという言葉も消えて、みんなで楽しくお食事。ほっ。
でも、食事の後、
「今日一番楽しかったのは何?」
と聞いたら
「ジャスコのお買い物!」
と即答され、がっくり。
んんー、えみぃ達のコンセプトとはズレちゃってるぞ。明日こそ、こっちのペースに引き込もうと心に誓うえみぃとオットだった。 つづく
農作業を手伝いに来るっていう名目だったけど、小学6年生と4年生、たぶんお手伝いは無理だろうってことで、練りに練ったスケジュールは以下のとおり。
4日 佐久バルーンフェスティバルで夕方まで遊ぶ~夕飯はたこ焼き&お好み焼きパーティ。
5日 昼から畑でミニスカ一家とBBQ。なんとか夕方まで畑で遊ぶ
田舎の空気をできるだけたくさん吸ってもらったり、長野でしかできないことを体験してもらおう!というコンセプトだ。
4日、お昼ちょっと前に2人とお母さんをピックアップして、行き先を告げずにバルーンフェスタ会場に向かう。会場まで車で1時間ちょっとの道のり、お母さんが「ほら、あそこにアルプスが見えるよ~」「きれいに桃が咲いてるよ」と指差しても、2人はDSで遊んでる。。。
そして
「小学生は(風景とか)興味ないんだよねー」
とのお言葉。んんー、イマドキの小学生って手厳しい。
途中、最近気に入っている「スシロー」でお昼を食べた。行き先を知らない2人は、これからどこに行くかっていう話題で盛り上がる。びっくりさせたいので、オットもえみぃも一生懸命お茶を濁す。
すると突然、
「カラオケ行きたい!」
と力強く言われてしまった。とっさに「うん」と言ってしまいそうだったが、かろうじて交わした。カラオケは今回のコンセプトに合わないし、うんって言っちゃったら彼女らのペースになっちゃうぞ。なんとか「カラオケ」を削除しなければ!
食事も終わり、ふたたび車に乗る。行き先がわからず、カラオケに行きたいモードが高まりつつある2人の気持ちをカラオケからそらすため、えみぃが朝あわてて作ったGWスペシャルミュージックをかけた。1曲目は「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士(ナイト)」。スタート直後、逆効果か?と一瞬思ったが、2人はDJ OZMAの掛け声に合わせて大熱唱。ノリノリのうちに会場に近づいた。
広い河川敷にその会場はあった。会場を取り囲むように駐車場が作ってあって、ものすごい数の車が止まっている。想像より大きなイベントでえみぃもオットもびびってしまったが、2人は「お祭りみたい!」「楽しそう!」と大喜び。
佐久バルーンフェスティバルは、AirBという団体が開催している熱気球シリーズ大会(渡良瀬、佐久、宇都宮、鈴鹿、佐賀)の一つで、数年前から行われている。3日~5日の3日間、朝6時30分~と午後3時~熱気球の競技が行われ、競技がない間は大小さまざまなイベントが催される。会場には屋台がずらーっと並び、大きなお祭りっていう感じだ。
到着したのは1時過ぎ、気球の競技は3時からなので、あと2時間つぶさなければいけない。
竹馬にチャレンジしたり
トライアルバイクデモンストレーションを観たり
(これはすごかった!えみぃはすんごい感激&興奮した)
木工体験コーナーで椅子を作ったり
ストラックアウトに挑戦したり
3時まではまだ少し時間があったが、そろそろ準備も始まるだろうから、いったん車に戻って休もうということになった。バルーンが上がる場所の近くに車を止めていたので、車中からも十分競技を楽しめそうだった。
が、子供たち2人はじっとしていられるわけがなく、、、駐車場脇にある河原で遊びたいと言い出した。魚のつかみ取りをやっているらしく、たくさんの子供が遊んでいた。
しかたなく、オットが一緒に遊びに行くことに。
車の中は熱かったけど、窓を開けたら涼しい風が吹いて、なんとか凌げそうだった。お母さんとえみぃは車に入って涼みながらおしゃべり。
そんなこんなで3時になったが、気球が準備されている様子はない。会場から、気球のしくみを説明する声が聞こえてきた。
「気球の籠は何でできていると思いますか?」
なんて、クイズ形式でお客さんとやりとりしている。お母さんと話をしながらなんとなく聞いていたら、「風が強くてまだ飛べない」っていうようなことを言っているのが聞こえた。
会場のあちこちに設置してあるこいのぼりが、元気よく泳いでいる。到着したとき真上に上がっていたアドバルーンが、45度ぐらいに傾いている。どうやら強風で気球を上げられないらしい。
オットと2人が戻ってきた。全員車に乗り、風が弱くなることを望みながら待つ。
「風が収まるまでお待ちください」というアナウンスが「強風で飛ばないこともあるのでご了承ください」というようなニュアンスに変わってきた。風が一向に弱くならない。
2人に「気球が上がるところみたい?」と聞くと「どっちでもいい」というお返事。
それよりジャスコに行きたいって。。。^^;)
えみぃもオットもすごく観たかったけど、あきらめて帰路に着いた。
途中、ジャスコのディズニーショップと雑貨屋で2人はウキウキお買い物。大人たちは人の多い店内でぐったり。
食材を買って家に戻って、たこ焼き&お好み焼きパーティ。小学4年生はお疲れモードでダウンしてたけど、6年生はお手伝いしてくれた。手先も器用でなんでもやってくれる。感心感心。
カラオケという言葉も消えて、みんなで楽しくお食事。ほっ。
でも、食事の後、
「今日一番楽しかったのは何?」
と聞いたら
「ジャスコのお買い物!」
と即答され、がっくり。
んんー、えみぃ達のコンセプトとはズレちゃってるぞ。明日こそ、こっちのペースに引き込もうと心に誓うえみぃとオットだった。 つづく