今年は温かいわーなんて思っていたけど、ここに来てぐっと冷え込みが厳しくなって、毎朝凍った結露と格闘している今日この頃、初雪はもう降りましたか?

さて、11月19日に干した切干大根。2週間で完成!と言っていたのに、取り込むのをすっかり忘れてた。
11月は雨も少なく、切干大根らしくいい感じになっていたのに、12月に入って雨が続き、乾いたり塗れたりを繰り返していたら、かびが生えて哀れな姿になってしまった。やっぱ軒下で干さないとだめねー。
あと、「切り込みを入れて1本」方式は、真ん中の乾きが遅くてダメだわ。
今度はちゃんと切り離して作ろうと思う。

切干大根と一緒に干した「たくあん用大根」はと言うと、こんな感じ。

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こんなに小さくなっちゃったー。でも、Uの字に曲がるぐらいがいいらしいから、ちょうどいい感じよね。
切干大根第1号は失敗しちゃったけど、たくあんは成功させるぞ!

◆たくあん漬けのレシピ

干し大根 10本(8kg程度)
塩    320g
米ぬか  500g
赤ざらめ カップ1
こんぶ  適量
唐がらし 適量

1.塩、米ぬか、赤ざらめ、こんぶ、唐辛子を良く混ぜる

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煎りぬかが手に入らなかったので、生ぬかを煎ったのだ。


2.漬物桶の底に1.を敷き、大根を並べる

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大根の太さが揃ってないから、平らに並べるのが大変。
穴が開いたところには、葉っぱを詰めて。
平らにしたら1.をまぶして、また大根を並べる。
これを繰り返す。

3.一番上に大根の葉っぱを敷く。

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4.重量の2倍の重しをする。4日ほどで水があがり、2週間ほどで食べられる。

最初は市販の「たくあんの素」を使おうと思っていたんだけど、どれも「黄色4号」が使われていたので、辞めた。
「黄色4号」は数ある人工着色料の中でもっとも人体に危険だと、きっこさんは言っていた。体に入れると、ぜんそく発作( ほっさ) や、じんましん、鼻づまり、目の充血などアレルギー症状になることが分かっている。これらのアレルギーを持った人が食べて、1時間で症状が出たという例もあるらしい。
最近添加物の恐ろしさがわかってしまったえみぃ、どうしても黄色4号は使いたくなかったんで、自分で作ることにした。

大変な作業を想像していたんだけど、やってみると簡単だった。
なーんだ、って感じ。これで味がよければ言うことなしよね。

追伸
黄色4号はたくあんだけじゃなくて、和洋菓子、清涼飲料水、アメ、それに魚肉ねり製品に多く使われている。これの親戚の黄色5号っていうのがせんべい、ウエハース、たくわん、ねりウニなどに、赤色102号は紅しょうが、梅干、ソーセージ、ジャム、タラコ、アイスクリーム、清涼飲料水、つくだ煮など、すごーく広い範囲にわたって使われている。原料に、黄色4号、黄色5号、赤色102号と書いてあったり、まとめて「タール色素」と書いてあったりする。
お買い物するときは、原料を確認して、なるべくこれらを体に入れないようにしよう!