ここ数年の、プロ野球人気低迷もなんのその、ものすごい盛り上がりを見せたWBC。
昨年ロッテ・バレンタインが優勝した熱をちょっとだけひきずり、イチローが参加表明した ことで発火
予選で意外に苦労してちょっと下火になるも、不死鳥のごとく復活した韓国戦の大勝で再び発火
そして昨日のキューバ戦で大爆発!って感じだろうか。
WBCが発表された当初は、シーズン直前の開幕で、メジャーリーガーやプロ野球選手が
参加するのか?本当に世界No.1を決められるのか?
と心配されたけど、アメリカも日本も韓国も、第一線の選手たちが出場して、世界NO.1を決める
大会って感じになった。
高校野球からメジャーリーグまで、筋金入りの野球バカ、じゃなくて野球好きのオットは
もちろん、ちょっとメジャーをかじっただけのえみぃも、とっても観戦したかった。
でも悲しいかな。地上波でしか放送がない。なんでだー。
しかたがないから、予選リーグはネットでスコアを観戦。翌日のやじうまワイドでコメントを聞く
(もちろん静止画像)という日々だった。
準決勝の韓国戦も、ネット観戦。途中でがまんしきれなくなったオットは、車で飛び出した。
スティッピィ(オットの愛車、ステップワゴン)には、TVがついているのだ!
電波がよく入るところ(近くの駅)まで移動して、車内観戦。えみぃは相変わらずネット観戦。
なんかここら辺までは、対岸の火事って感じで、結果だけわかればいいかなーって思ってた。
が、いつになく熱いイチローのコメントを聞いて、世の中のWBC熱がえみぃにも飛び火した。
イチローがメジャーに行ってから、ほとんどの試合をかかさず観戦してきたえみぃとオットの
中にあるイチロー像は、試合に勝っても負けてもポーカーフェイス、試合後のインタビューにも
ほとんど応じない、というものだ。去年2000本安打を記録したときも、うれしそうな顔は
したけど、コメントは冷静なものだった。
そんなイチローが、試合中カメラに向かってポーズをとったり、他のチームにむかって挑発的
なことを行ったり、予選で韓国に負けて涙したり、という報道を聞いて、ビックルを一気飲みした。
そおいえば、古畑任三郎に出演したのもびっくりしたー。
生活のすべては野球のためにあるっていつぞやの番組で言ってたイチロー。
やる気のないマリナーズの監督やチームメイトに嫌気がさし、やけのやんぱちなのか
それともドラマ出演によって、野球の勘が磨かれると思ったのか
それとも本気で俳優になるつもり? などと考えてみたものの、イチローの真意はわかるわけなく。
なんか今年は、シーズンを前にして「イチロー大改造」が行われている気がする。
というか、今見ている「熱いイチロー」がほんとうのイチローなのかも、と感じる今日この頃。
話はすごくそれたけど、そんなこんなで、昨日はえみぃとオットも熱くなっていた。
とはいえ、2時間以上車内観戦は無理だから、とりあえずネット観戦。
始まる前は「がんばってほしいけど、キューバだしねー」と、実はあまり期待していなかった。
速球で攻める松坂って、なんか打たれそうな気もしたし。
ところがどっこい、初回でいきなり4点を奪う猛攻。松坂もいきなりホームランを打たれるも、
その後はビシッと抑えてた。
7回終わって6vs3.なんだか行けそうなムードが漂ってきた。
8回表までがまんして、そこから車内観戦。
するといきなりのヒット&ホームランで1点差に詰めよられた。ひぇ~。
しかもまだ1アウトだよ。
やばやばな空気の中、大塚がマウンドにあがった。
大塚といえば、足をぶらーっとさせるモーションが「2段モーション」じゃないかって物議を
呼んだ人だ。そして去年まで、パドレスで「セットアッパー」として活躍していた。
セットアッパーっていうのは「リリーフエースの前(通常8回)を投げる投手」だ。
つまり、シーズン中大塚は8回の1イニングしか投げていない。
8回裏で出てきたってことは、今日は2イニングあるよ。大丈夫ー?と祈る気持ちのえみぃ
しかしそこはセットアッパー。難なく2アウトをとり、8回が終わった。
そして9回表は、9番からの攻撃。今回イチローは3番を打っているから、なんとしても出塁
してほしー、と思っていたらサードゴロだよ(がっくり)。
と思っていたらサードの送球をファーストの選手がポロリ。やったー
よし、次は1番川崎。今日あなたはエラーしてるんだから、きっちろ送りなさいよ
って言ってんのに、送りバント失敗。んもー、なにやってるんですかっ。
しかし2番の西岡がナイスなプッシュバントで、1アウト 1、3塁。
そこで出てきたのは千両役者イチロー!あー、もうほんとになんておいしい場面がまわって
くるんだろう、この人には。
バッターボックスのイチローは、メジャーの試合で見るイチローだった。
するどい目つきでピッチャーを威嚇?!そしていつものサムライポーズ
打ってくれ~とテレビの前から念を送るえみぃとオット。いやきっと、世界中の日本人が
祈っていたんだろう。
祈りが通じてライト前ヒット!1人生還。
いやーほんとにすごい人だわ。イチロー。なんか体がふるえたもの。
4番松中は敬遠されて満塁。
5番多村に代わって、韓国戦で先制2ランを打った福留がバッターボックスに。
再び打ってくれ~と念を送ると、レフト前ヒット!!!その間にイチローは2塁から生還。
気合の入ったスライディングにまたしびれた~。
6番里崎がフォアボールで出塁すると、7番小笠原の犠牲フライでさらに1点追加。
ナナナんと、8回表で4点追加。また5点差に引き離した。
あとは大塚にがんばってもらうしかない。
神様 仏様 大塚様 ってことで、また念を送る。オットは「もう勝ったも同然」と余裕をこいていた。
するとヒット、ヒットで1点追加。さらに1アウト 1、3塁でいや~な感じ。
こうなってくると、先攻ってやだね。しかも大塚にとっては未知の2イニング目だし。
ところがその後の2人を三振でピシャリ!やったー、優勝だー。
王監督より先にインタビューに答えるイチロー。
「サイコウっす。さいこうのメンバーです」と興奮気味。
その後も興奮した選手の姿が次々と写し出され、えみぃとオットも興奮しながら画面を見つめていた。
と、アナウンサーが興奮のためか
「今日、3月21日、日本では春分の日ということらしいですが」
だってー。あんた何人なんだー、と、オットと2人で大爆笑。
えみぃとオットのWBCは、興奮と感動と爆笑で幕を閉じたのであった。
昨年ロッテ・バレンタインが優勝した熱をちょっとだけひきずり、イチローが参加表明した ことで発火
予選で意外に苦労してちょっと下火になるも、不死鳥のごとく復活した韓国戦の大勝で再び発火
そして昨日のキューバ戦で大爆発!って感じだろうか。
WBCが発表された当初は、シーズン直前の開幕で、メジャーリーガーやプロ野球選手が
参加するのか?本当に世界No.1を決められるのか?
と心配されたけど、アメリカも日本も韓国も、第一線の選手たちが出場して、世界NO.1を決める
大会って感じになった。
高校野球からメジャーリーグまで、筋金入りの野球バカ、じゃなくて野球好きのオットは
もちろん、ちょっとメジャーをかじっただけのえみぃも、とっても観戦したかった。
でも悲しいかな。地上波でしか放送がない。なんでだー。
しかたがないから、予選リーグはネットでスコアを観戦。翌日のやじうまワイドでコメントを聞く
(もちろん静止画像)という日々だった。
準決勝の韓国戦も、ネット観戦。途中でがまんしきれなくなったオットは、車で飛び出した。
スティッピィ(オットの愛車、ステップワゴン)には、TVがついているのだ!
電波がよく入るところ(近くの駅)まで移動して、車内観戦。えみぃは相変わらずネット観戦。
なんかここら辺までは、対岸の火事って感じで、結果だけわかればいいかなーって思ってた。
が、いつになく熱いイチローのコメントを聞いて、世の中のWBC熱がえみぃにも飛び火した。
イチローがメジャーに行ってから、ほとんどの試合をかかさず観戦してきたえみぃとオットの
中にあるイチロー像は、試合に勝っても負けてもポーカーフェイス、試合後のインタビューにも
ほとんど応じない、というものだ。去年2000本安打を記録したときも、うれしそうな顔は
したけど、コメントは冷静なものだった。
そんなイチローが、試合中カメラに向かってポーズをとったり、他のチームにむかって挑発的
なことを行ったり、予選で韓国に負けて涙したり、という報道を聞いて、ビックルを一気飲みした。
そおいえば、古畑任三郎に出演したのもびっくりしたー。
生活のすべては野球のためにあるっていつぞやの番組で言ってたイチロー。
やる気のないマリナーズの監督やチームメイトに嫌気がさし、やけのやんぱちなのか
それともドラマ出演によって、野球の勘が磨かれると思ったのか
それとも本気で俳優になるつもり? などと考えてみたものの、イチローの真意はわかるわけなく。
なんか今年は、シーズンを前にして「イチロー大改造」が行われている気がする。
というか、今見ている「熱いイチロー」がほんとうのイチローなのかも、と感じる今日この頃。
話はすごくそれたけど、そんなこんなで、昨日はえみぃとオットも熱くなっていた。
とはいえ、2時間以上車内観戦は無理だから、とりあえずネット観戦。
始まる前は「がんばってほしいけど、キューバだしねー」と、実はあまり期待していなかった。
速球で攻める松坂って、なんか打たれそうな気もしたし。
ところがどっこい、初回でいきなり4点を奪う猛攻。松坂もいきなりホームランを打たれるも、
その後はビシッと抑えてた。
7回終わって6vs3.なんだか行けそうなムードが漂ってきた。
8回表までがまんして、そこから車内観戦。
するといきなりのヒット&ホームランで1点差に詰めよられた。ひぇ~。
しかもまだ1アウトだよ。
やばやばな空気の中、大塚がマウンドにあがった。
大塚といえば、足をぶらーっとさせるモーションが「2段モーション」じゃないかって物議を
呼んだ人だ。そして去年まで、パドレスで「セットアッパー」として活躍していた。
セットアッパーっていうのは「リリーフエースの前(通常8回)を投げる投手」だ。
つまり、シーズン中大塚は8回の1イニングしか投げていない。
8回裏で出てきたってことは、今日は2イニングあるよ。大丈夫ー?と祈る気持ちのえみぃ
しかしそこはセットアッパー。難なく2アウトをとり、8回が終わった。
そして9回表は、9番からの攻撃。今回イチローは3番を打っているから、なんとしても出塁
してほしー、と思っていたらサードゴロだよ(がっくり)。
と思っていたらサードの送球をファーストの選手がポロリ。やったー
よし、次は1番川崎。今日あなたはエラーしてるんだから、きっちろ送りなさいよ
って言ってんのに、送りバント失敗。んもー、なにやってるんですかっ。
しかし2番の西岡がナイスなプッシュバントで、1アウト 1、3塁。
そこで出てきたのは千両役者イチロー!あー、もうほんとになんておいしい場面がまわって
くるんだろう、この人には。
バッターボックスのイチローは、メジャーの試合で見るイチローだった。
するどい目つきでピッチャーを威嚇?!そしていつものサムライポーズ
打ってくれ~とテレビの前から念を送るえみぃとオット。いやきっと、世界中の日本人が
祈っていたんだろう。
祈りが通じてライト前ヒット!1人生還。
いやーほんとにすごい人だわ。イチロー。なんか体がふるえたもの。
4番松中は敬遠されて満塁。
5番多村に代わって、韓国戦で先制2ランを打った福留がバッターボックスに。
再び打ってくれ~と念を送ると、レフト前ヒット!!!その間にイチローは2塁から生還。
気合の入ったスライディングにまたしびれた~。
6番里崎がフォアボールで出塁すると、7番小笠原の犠牲フライでさらに1点追加。
ナナナんと、8回表で4点追加。また5点差に引き離した。
あとは大塚にがんばってもらうしかない。
神様 仏様 大塚様 ってことで、また念を送る。オットは「もう勝ったも同然」と余裕をこいていた。
するとヒット、ヒットで1点追加。さらに1アウト 1、3塁でいや~な感じ。
こうなってくると、先攻ってやだね。しかも大塚にとっては未知の2イニング目だし。
ところがその後の2人を三振でピシャリ!やったー、優勝だー。
王監督より先にインタビューに答えるイチロー。
「サイコウっす。さいこうのメンバーです」と興奮気味。
その後も興奮した選手の姿が次々と写し出され、えみぃとオットも興奮しながら画面を見つめていた。
と、アナウンサーが興奮のためか
「今日、3月21日、日本では春分の日ということらしいですが」
だってー。あんた何人なんだー、と、オットと2人で大爆笑。
えみぃとオットのWBCは、興奮と感動と爆笑で幕を閉じたのであった。