赤峰さん

赤峰さんのお料理教室

約半年かけて準備したイベントが終わってしまい、気が抜けて久しぶりに風邪をひいて、だけどやることが溜まってて養生できず、なんとなくだらだらして1週間もたっちゃって、気がついたら自分のブログの記事の最後に広告が入ってて、びっくしてドリコムのオフィシャル情報を見に行ったら、みんな怒って引越ししてて、えみぃも引っ越したいけどすずきともこさんやオカモトチアキさんのスキンが大好きなんで踏ん切りがつかない今日この頃、突然自分のブログに広告が入ったら、やっぱ気分悪いですよね?

というわけで、昨日からやっとピリっとしたので、忘れないうちにお料理教室の記事を書いておこうと思う。

講演会の前日、中込のカム21で、赤峰さんによるお料理教室が開催された。
講演会当日にお手伝いが可能な人限定で、30名ほどが集まった。
素材はもちろん、なずなの野菜&赤峰さんお勧めの調味料だ!

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赤峰さんのお料理を直接食べられるなんて、えみぃにとっては夢のような企画。すっごく楽しみにしてた。

しかーし、講演会についてはすごく細かいマニュアルを作って準備万端だったたんだけど、お料理教室についてはメニューしか決まっていなかった!
というか、決めてる余裕がなかった!!
なので、何をどうして良いかわからない。とりあえずみんなエプロンをつけて、野菜を洗ったり、お米を洗ったり。

ほどなくして赤峰さんが到着!やばいっ!何も準備ができてなくてとあせるえみぃ達。

お料理台が5箇所あったんで、誰からともなく野菜や調味料を5等分して配りましょうという感じになって、大慌てで分配。
やっと終わって一息ついたところに、赤峰さん登場。

赤峰さん「じゃぁ、料理を始めましょうか」

いらっしゃいませーとか、自己紹介とか、よろしくお願いしますとかそういう挨拶はなく、いきなりお料理教室は始まった。

◆メニュゥ(オレンジページから抜粋したもの)

1.玄米ごはん(玄米9合、小豆1/2 合、黒米1/2 合、塩20g、水10 合の割合)
2.みそ汁(大根、ニンジン、ネギなど)煮干し、味噌、塩
3.煮物(日向芋、大根、ニンジン、ゴボウ、煮昆布)菜種油、煮干し、醤油、塩
4.炒め物(小松菜、ニンジン)菜種油(またはごま油)、煮干し、醤油、塩
5.ホウレン草おひたし(ホウレン草)醤油、うるめ削り
6.切り干し大根の酢の物(切り干し大根、かぼす)うるめ削り、醤油
7.白菜漬け、たくあん

赤峰さん「それでは最初に、玄米を炊きましょう。玄米には~」

と説明&実演が始まった。
なずなの玄米のほかに、実行委員長とAくんが作った玄米も炊かれた。

赤峰さん「次は煮物を作ります。煮物用の野菜を全部ください」

参加者「5箇所に分けてしまったのですが」

赤峰さん「5箇所じゃぁ時間がかかりすぎるけん、1つのテーブルで1品ずつ作りましょう」

ということで、分けた野菜&調味料をまた集めるというバタバタぶり。
時間内で終わるのだろうか?

そんなえみぃの心配をよそに、赤峰さんは説明しながらどんどんお料理を作っていく。

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参加者は、そんな赤峰さんの様子をじっと見、説明に耳を傾けていた。
お料理のレシピや説明を書き出したら、トンでもない長さの記事になっちゃうので、詳しく知りたい人は「オレンジページ 百姓赤峰勝人の野菜ごはん」を買って読んで欲しい。

ポイントは「手抜き、まるごと、塩きかせ」だ。
手抜き=あく抜きとかしない
まるごと=皮をむかない
塩きかせ=自然海塩を必ず使う(お味噌汁にも入れてた)

えみぃもオレンジページの本を買ってから、このポイントでお料理してるけど、ごぼうもレンコンもあくを抜かないほうが甘くて風味があっておいしい!し、皮をむかないからゴミが出ないし、自然海塩を使うとお料理にコクが出るしで、いいことだらけだ。
ただし、シンプルなお料理だから素材選びは大事。自然海塩と、自然海塩で作った味噌と醤油を使うことが必須なのだ。えみぃん家ももうずっと、そういう調味料を使ってる。家で作った野菜たちもまぁまぁの味だから、赤峰さんのお料理と比べてもイイセン行ってるんじゃないかって密かに思ってた。

ところが、全然違ってた。
お野菜の味が違うのだっ!

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例えばこの切干大根。熱湯で戻しただけで、すごい甘くておいしいのだ!
参加者はみんなびっくりして、味付け前の切干大根を奪い合い。
ニンジンも柿みたいな甘さだし、大根も、ほうれん草も、小松菜も、どれも甘くておいしくて、刻むそばから生で味見という状態。

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そして、できあがったお料理がこちら。
赤峰さんのテキパキした仕切りにより、時間より早く試食がスタートした。
食べることに必死で、良い写真が残ってなかったー。すんまそん。
コメントで勘弁してください。

○玄米ごはん
なずな産の玄米は、もっちりなめらかで、甘みがあって、お赤飯みたいだった。こんな玄米食べたことない!って感じ。
実行委員長とAくんの玄米も、甘さは同じぐらいあったけど、少し固めだった。
赤峰さん曰く、固さの違いは陰陽の関係だとか。

○おみそ汁 
野菜の甘みとお味噌の甘みをすごく感じた。塩が効いたってことかな?

○煮物 
お肉が入っていないのに、ものすごいコク!と旨み。大根がおいしかった。

○炒め物
小松菜の概念がくつがえった一品。エグミが全くなくて甘い小松菜、すっごくおいしかった

○ホウレン草おひたし 
ゆでた後、水にさらさずに、風にあてて冷ますやり方なんで風味が強い。そしてやっぱり甘い。

○切り干し大根の酢の物
我が家の定番メニューでえみぃの大好物。家で作ったのもかなりおいしいと思ってたけど、完敗。切干大根の甘みと、カボスの爽やかな酸味が絶妙。

○白菜漬け、たくあん(古漬)
なずな産のお漬物。白菜漬けはほど良い酸味と塩加減でおいしかった。
古漬はすごくしょっぱかったけど、玄米ごはんと相性ばっちり!

というわけで、段取りは最低だったんだけど、時間どおりに全工程が終わって、参加してくださった方もみんな満足してくれてホッとしたのもトコノマ、家に戻ってから翌日の講演会の準備に終われ、朝方まで眠れなかったえみぃなのだった。

幸せな数日

半年かけて準備したイベント「赤峰勝人講演会in佐久」が終わった。
9日から12日まで、えみぃにとっては夢かうつつかと思うほど、信じられないようなうれしぃことばかりだった。

9日は佐久市中込の「カム21」でお料理教室。13時に集合して準備に取り掛かってほどなく、赤峰さんが会場に到着した。

「赤峰さんがご到着しましたー」

という声が聞こえたんで、準備の手を止めて入り口に行くと、赤峰さんが立っていた。

えみぃ「赤峰さんだーハート

既に顔見知りの人達が、わっと赤峰さんを取り囲んで、えみぃはそこに入れなくてモジモジしていたら、Oさんが

「こっちにおいで」

と声をかけてくれた。

Oさん「赤峰さん、ポスターやチケットをデザインした、えみぃちゃんです」

すると赤峰さんが

「えみぃちゃんに逢えたー、手紙を持って来たんじゃ」

と言って、握手してくれた。そして、カバンの中からえみぃが出した手紙(航空チケットを送ったときに添えたメモ)を出して、見せてくれた。

もーそれだけで胸がいっぱいになっちゃって、うるうるしちゃった。

それからみんなでなずなの野菜でお料理を作って、

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試食をして、赤峰さんからお料理についてのお話をいただいて解散。

その後、実行委員のメンバーと赤峰さんで、中込の和食屋さんに移動して夕食を食べることになった。

みんなお腹がいっぱいで箸は進まなかったんだけど、赤峰さんとの会話を楽しんだ。えみぃは胸がいっぱい&キンチョーで、いつもの調子が出なかったけど、赤峰さんの隣に座ってお酌をして、話を聞いているだけで幸せだった。
10時ごろお開きになって、家に戻った。

家に戻っても興奮が覚めなくて、泊り込みでお手伝いをお願いしたまっこちゃんに熱く語ってしまった。12時ぐらいまでしゃべってから、翌日の準備を始めた。思ったより苦戦しちゃって、3時過ぎまでかかっちゃった。
(まっこちゃんごめんねー)
そして、お布団に入ってもまだ興奮してて、翌日のことが心配で、なかなか寝付けないまま朝を迎えた。

10日の朝、7時30分に起きてお風呂に入り、持ち物チェック。9時過ぎに家を出発して、20分程で会場に到着。
10時に実行委員&お手伝いメンバー約30人が集まり、準備に取り掛かった。
半年かけて準備して、かなり細かいところまで決めてたんだけど、いざ準備を始めるとバッタバタだった。2時間でなんとかセッティングを終えて、12時に開場した。

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公式なアナウンスは12時30分開場だったけど、声をかけられる範囲には「早めに来て」と言ってあったんで、人がどんどん来た。
前日の集計では450人だったけど、最終的に500人以上になった。
開場の定員は438名だったんで、補助の椅子とダンボール座布団を足して、なんとか全員座ってもらえたけど、えみぃを含めて10名ほどの実行委員はホールに入れなかった。

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長い講演だったけど、ほとんどの人が最後まで熱心に話を聞いていた。
退場のとき、「良いお話でした」「素晴らしい講演会でした」とお客様から声をかけていただいて、すっごく嬉しかった。

お客様の退場が終わってからは、お世話になった方のお顔があちこちに見えたので、お礼をしてまわった。
その後、打ち上げ開場に移動して、準備。

打ち上げは、実行委員長が通っている合氣道の道場で、道場仲間の方にお料理をお願いして行うことになっていた。えみぃ達はセッティングのお手伝い。
本当は19時30分からの予定だったけど、講演会場の片付けなどが予想外に早く終わったんで、18時過ぎには赤峰さんも打ち上げ会場に到着。
急ピッチで準備をして、宴会が始まった。

最初は赤峰さんから離れたところに居たんだけど、結局隣に移動。
日本酒を飲みながら、お話した。
講演会が大成功だったんで、全員がサイコーの気分で、お料理もお酒もおいしくて、おおいに盛り上がった。
1人ずつ自己紹介&講演会の感想を言ったり、準備していたときの苦労話や今日の大成功の話をしながらお酒が進み、最後は実行委員+赤峰さんで抱き合って涙!
サイコーの夜だった。

11日、赤峰さんは松本で講演会。実行委員長とAくんは赤峰さんと松本へ。
えみぃは泊まってくれたまっこちゃん&GOくんと朝ごはんを食べながら、いろんな話をした。2人とも、前日は忙しくて赤峰さんの話をちゃんと聞けなかったけど、講演会に参加したことで、感じたことはあったみたい。
楽しくお話して、お昼に駅まで送った。
その後は、疲れが出ちゃってダウン。夕方まで寝てた。
夜になったら、Aくんから「明日食事をするところを探して欲しい」というメールが入ったんで、ネットで調べて電話をしたら、赤峰さんが電話に出てくれた。

赤峰さん「えみぃちゃんですかー。今顔を思い出しながら話しています」

それでまた胸がいっぱいになっちゃって、うるっと来ちゃった。

12日、赤峰さんが大分に帰る日。
松本からあずさで東京に行く方法もあったけど、新幹線のほうが楽でしょうということで、佐久平に戻ってくることになっていた。
お昼を赤峰さんと一緒に食べたくて、赤峰さんと同行した2人と連絡を取り合ったけど、松本からの移動に時間がかかっちゃって、だめになってしまった。
駅で少しお話をして、握手をして、お見送りした。
一緒にお食事できなかったのは残念だったけど、最後にお話できてよかったー。

赤峰さんは想像どおり、あったかくて、やさしい、素敵な人で、ますます大好きになってしまった。
講演会も成功して、半年間の苦労もむくわれたし、参加してくださった方々にも満足していただけたみたいだし、サイッコーに幸せな数日間だったなぁと思う、今日この頃なのだ。
今回はお料理教室や講演会の詳細をすっ飛ばしちゃったけど、改めて記事を書くので、お楽しみに!

最後に、お手伝いしてくれたまっこちゃん&GOくん、参加してくれたすみちゃん、みゆきさん、なほみシスターズさん、本当にありがとうございました。
アドバイスをくださった皆様、はげましてくださった皆様、会場に足を運んでくださった皆様、遠くからおいでいただきハードスケジュールにお付き合いいただいた赤峰さんに、心より御礼申し上げます。

赤峰さんの講演会を企画中なのだ

マネーの虎に出ていた「高橋がなり」さんが、AV制作会社の社長を辞めて、今は農業をやっているとかで、TVに出てたのをちらっと見たら

がなりさん「日本にはカリスマ百姓がいないから、私が作りたい」

っていうようなことを言ってたけど、それは知らないだけ。
このブログにも何度か登場している「赤峰さん」は間違いなく「カリスマ百姓」なのだったらなのなのだ。

赤峰さんは大分県で40年以上お百姓をやっていて、作物が取れなくなったり、ものすごい借金を背負ったりしたけど、一度も「百姓」を辞めようと思わなかったっていうんだから、すごい。
さらに、赤峰さんの活動が口コミで広がって、循環農法を教わりたいっていう人やアトピーの人が全国から集まっちゃったり、全国からの公演依頼が後を絶たなかったり、本の出版をせがまれたり、、、。
それもこれも、赤峰さん自身が望んだことじゃないってのがまたすごい。
赤峰さんは「どうしたらおいしくて見栄えのいい野菜を作り続けることができるか」ということを知りたかっただけ。ただ、大学の先生に教えを請うたり、化学の本や環境汚染の本などをたくさん読んだり、周りの人の言うことを聞かずに自分の思ったとおりになんでもやってみたり、凡人とはアプローチのしかたが違った。さらに魅力的な人柄が、たくさんの人を集める。
これはもう、カリスマでしょ。

というわけで、去年の夏に講演を聞き、「ニンジンから宇宙へ」という本を読んだことがキッカケで、すっかり「循環農法」「玄米食」「自然食」にはまって実行しているえみぃに、夢のような話が舞い込んだ。

友人A「赤峰さんの講演会が来年の2月に佐久であるんだけど、
    実行委員として参加してみない?」
えみぃ「実行委員ってどういうこと?」
友人A「講演会の企画、チケット販売、当日の会場整理とかが仕事なんだけど、
    実行委員をやると、赤峰さんと飲めるよ」
えみぃ「なにー、飲めるですって!やりますびっくり

講演会後、赤峰さんと実行委員が集まって打ち上げをやるので、赤峰さんと話をするチャンスがあると言うのだ。
さらに、今回は前日に「赤峰さんによるお料理教室」も開かれるという!
百姓赤峰勝人の野菜ごはん」の本当の味を味わえるのだ。
これはやらずにいられないでしょ!

10月に第1回の実行委員会があって、活動がスタートした。
県外から新規就農や田舎暮らし(自給自足)をしようと移住した人、地元に住んでいて赤峰さんが好きな人、農業はやっていないけど循環農法に興味がある人など。えみぃを誘った友人Aくんは中学の同級生で、2年前に脱サラして今はお百姓さんだ。
バラエティに富んだ集まりでびっくりしたんだけど、さらにびっくりしたのは、赤峰さんと面識があったり、農園に行ったことがある人が4人も居たってことだ。特に、実行委員長と友人Aくんは循環農法を実践していて、赤峰さんに畑を見てもらったりしていたのだ。えみぃもそうなりたい、と強く思った。

さらにびっくりしたのは、赤峰さんは講演料をいっさい受け取らないということだ。とにかく人を集めて「来てください」とお願いすればいいらしい。
だけど、それは簡単なことじゃなくて、っていうのは赤峰さんには全国から依頼が来るし、今でも11町歩(約33,000坪)の田畑を耕しているお百姓さんだから、スケジュールに空きがないと来てもらえないのだ。
だけど幸運なことに、この辺は上田市、真田町、東御市、佐久市と続けて来てもらえてる。佐久市の講演会については、去年の東御市講演会の打ち上げのときに「来年は佐久で」とお願いしておいたのがよかったとか。

ちょっと話がダッフンしたけど、そんなこんなで委員会が発足してもう2ヶ月。「実行委員会」なんて堅苦しそーと思っていたけど、赤峰さんを好きでしょうがない人が集まって、まったりと話をしたり、ビデオを見たり、野菜を食べたり、塩をなめたりという感じで、楽しい。
そんなことをしつつ、完成したチケットとポスター。

◆チケット

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赤峰さんと言えばニンジン!各講演会でも、ニンジンを
モチーフにしたものがあったらしい。

「ニンジンを切り取って、しおりになったらいいなぁ」
という意見が出て、ニンジンをどーんとセンターに配置。

最初はニンジンの中に講演会情報も入れたんだけど、
「しおりとして使うなら、赤峰さんのサインを入れたい」
「自分が持っている本にあるサインを使おう」
「赤峰さんに書いてもらおう」

と話が進み、ナナナント、赤峰さんにお願いして、
チケットのために書を送っていただいたのだ。

「食こそ命」

赤峰さんのサインが入ってデザイン的に引き締まった
だけじゃなくて、持っているだけでご利益がありそう
なチケットが完成した。








◆ポスター

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知っている人が見ればすぐにわかる、
ベタベタコテコテのえみぃデザイン。
もうちょっとスマートにできると
いいんだけどー。

でもまぁ、実行委員の熱い思いが
ほとばしるデザインになったと
思う。

そろそろ佐久市やその近隣町村に
貼られると思うので、見かけた
人はじっくり見てくださいませ。

チケットもポスターも、
少しでも良いものにしたくて、
一生懸命考えたし、
委員の方からの要望も
できるだけ網羅した。

えみぃにとっては、普段やっている
仕事の延長なんだけど、
パソコンと無縁の方が多くて

「こんなことばっかりやってて、
 お仕事は大丈夫?」

などと、ご心配をいただいた。
大丈夫ですよー。

実行委員会の公式ブログに、詳しいことがあるので、興味のある人はぜひ。

赤峰勝人講演会in佐久 公式ブログ

というわけで、これからはチケットの販売、当日のスケジュールの計画など、いよいよ講演会にむかってスパートをかけなきゃいけないわけで、このブログを見ている人の中にも、講演会や実行委員会の活動に興味がある人がいたら、ぜひえみぃまでメールをください!とお願いしたりする、今日この頃なのだ。

追伸
1回目の実行委員会の後、なんとなくリョウコに「やってみる?」と声をかけたら「やる」と言ったので、リョウコも実行委員だったりする。
生リョウコに逢ってみたい人にも、ぜひお勧めなのだ。

循環が大事 神虫、神菌の話

神草同様、畑になくてはならないものに、神虫さん、神菌さんが居る。
神草さんの体には、畑に不足するミネラルがたっぷり蓄えられているわけだが、それを分解して土にするために、神虫さん、神菌さんが活躍していることは、聡明な読者の方ならお気づきだろう。

しかーし、彼らの働きはそれだけではないのだ!

◆神虫さんの働き
ナナナんと、神虫さんは、野菜にたまった毒素を食べて、人間の口に入らないようにしてくれているというのだっ!
簡単に説明すると(難しいんだけどね)未熟な堆肥(ちょっと臭っちゃうようなやつ)などを使って栽培した野菜には、亜硝酸という毒素が含まれるんだってー。
神虫さん達は、臭いに引きつけられてやってきて卵を産み、毒を含んだ野菜を食べてくれるらしいのだ。
「虫食い野菜は無農薬の印」と思っている人が多いかもしれないけど、そうじゃないらしい。いっぱい虫が食った野菜は、かなり毒が入っていると思ったほうがいいかも。
ちょっと話はダッフンするけど、亜硝酸=苦味らしい。子供が野菜が苦いっていうのは、毒の味を感じているんだと思う。毒を含まない赤峰農園の野菜は、野菜ギライの子も食べられるらしい。
家のピー子たちが買ったチンゲン菜を食べないのも、苦味があるからかも。

◆神菌さんの働き
菌っていうのは、必要なところに自然発生するもの。納豆が作るために納豆菌が、おいしいお漬物を作るために乳酸菌が存在してる。いろんな菌が人の役にたってるよね。
だけど、野菜の葉が枯れると「ばい菌がついた」と言って殺菌する。でも、それが間違いだったことに赤峰さんは気がついた。
枯れてしまったピーマンの葉を片付けているとき、無意識に手が動いてピーマンの根元の土を掘っていて、見たら根っこが死んでいたんだって。
そして、
 ×葉に菌がついて病気になって枯れた
 ○根っこが死んで葉が死んだから菌がついた
ってことに気がついた。つまり、菌がついて病気になるんじゃなくて、根っこが死んで葉も死んだから、死んだ細胞を食べるために菌がついただけ、ということ。死んだ野菜は菌に食べてもらうことで、土に帰ることができる。これまた循環よね。

ざっくり書いたから、これだけじゃ訳がわからないかもしれないけど、とにかく!畑の循環の中には、草も虫も菌も必要不可欠ってこと。どれが欠けても、うまく行かなくなる。みんなを大事にして、良い循環を維持することで、健康で安全な作物がぐんぐん育つのだ。

それなのに、あぁそれなのに、それなのに、これまでの農業では雑草と呼んで草を退治し、害虫、ばい菌と呼んで薬をまいて殺してきた。
長い間、薬をまいてしまった畑では、草を土にまぜてもぜんぜん分解しないらしい。だからどんどん化学肥料をまかないと作物は育たないし、不健康な作物しかできないから菌や虫がつく、だから農薬をまいて、、という悪循環になってしまう。できる作物は亜硝酸だけじゃなくてダイオキシンを含んでるものもあるらしい。それを食べた人がどうなるか、、、想像できるよね。

とはいえ、草や虫を取らず、菌を殺さずにどうやって野菜を作るの?という疑問が浮かぶと思うけど、それは「循環農法」の本に詳しく書いてある。

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赤峰勝人著 なずなワールド発行/B5版サイズ、約200ページ、定価(1,500円+税)

なずなワールドから直接買わないと入手できない本だけど、興味がある人は是非買って欲しい。

なずなグループのホームページ
nazuna group のページ中の (株)なずなワールド のリンクから注文できます。

なーんてえらそうなことを書いたけど、えみぃ自身、まだ赤峰さんの畑を見てないし、野菜の味も知らないから、理屈ではわかった気がしてて、循環農法のまねごとはしているけど、まだまだだ。
だけど、赤峰さんの作ったニンジンを食べられそうなのだっ!チャーンス。
赤峰さんのニンジンを食べたら、世の中が変わるぐらいのショックを受けるかもーと楽しみにしている今日この頃なのだ。
詳細はまた今度。

循環が大事 神草の話

えみぃが今取り組んでいるのは、化学肥料や農薬を使わずにおいしいお米や野菜を作る「循環農法」だ。
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赤峰勝人(あかみね かつと)さんという、大分県のお百姓さんが完成させた農法で、昨年講演を聞いて初めて知った。

すごーーく簡単に言うと、畑に生える草を抜かず、虫や菌も殺さず、自然の営みに逆らわない農業だ。循環農法を完成すると、どんな野菜でもすくすく育ち、虫や草や菌と野菜が共存する、夢のパラダイスができるらしい。
現に赤峰さんの農園はそうなっていて、おいしい野菜やお米ができているとか。
一度味わうと、その味が忘れられないほどおいしいらしい。
えみぃ達も、そんなパラダイスを目指して頑張っているところなのだ。
従来の農法との違いを、米の栽培を例にとって説明する。















近代農法*1循環農法
苦土石灰をまいて耕し1週間、高度化成肥料をまいて1週間置く。水を入れて耕し、人で言うと小学生ぐらいの苗を植える。
田植え後1月ぐらいでヒエを殺すための除草剤をまく。
草堆肥をまいて耕し、水を入れる。人で言うと高校生ぐらいの、意識のはっきりした苗を植える。
田植え後1月は、田んぼに入って草を抜く。
いもち病、紋枯病の発生、ウンカやカメムシの大量発生などが起こり、イネの褐変、枯死、倒伏などの被害が出ることがある。それらを防ぐために、農薬を散布。草がたくさん生えたら、再び除草剤を散布。 健康な土に、意志を持った苗を植えたので、病気や虫が大量発生することはない。稲の根元に草が生えても気にせずそのまま。
台風が来て、稲が倒れることも。。。
でも、コンバインを使えば大丈夫!ってことで米を収穫。刈り取り後の田んぼを耕して、作業終了。
健康に育った稲は倒れることもなく、無事に収穫。
特になし 畦に生えるススキなどを集めて、草堆肥を作る。


表中文字の色は、赤字が化学肥料、紫が農薬をあらわしている。
米の生育に悪影響を及ぼすと思われる、草、虫、菌を薬で殺す近代農法に対し、循環農法は米が自然に育つように、必要最低限のことしかしない。
この表だけ見ていると、こんなやり方でちゃんとしたお米が採れるの?と思う人が多いと思うので、次に根拠を説明する。

近代農法と循環農法の大きな違いは土作りだ。近代農法では、腐葉土や動物の糞などの有機質も使うが、即効性のある化学肥料を多用する。食事はしているけど、足りない栄養をサプリメントで補う現代人に似ている。
だけど、循環農法では化学肥料を一切使わず、肥えた土を作る。大きな役目を負っているのが「草」なのだ。「草」は光合成により原子転換をし、体内でカルシウムやマグネシウムなどといったミネラルを作る*2。田畑に生える草を土に返し、だんだんと肥えた土を作っていく。
草を虫が食べてうんちをする、そのうんちを微生物や菌が分解し、栄養に変えていく。その栄養を稲が吸うという、循環ができあがるのだ!

草をたくさん返した田んぼには、カルシウムがたっぷり含まれるそうだ。
カルシウムが十分足りた稲は、台風が来ても倒れない。
草の土には、カルシウム以外にもたくさんミネラルや栄養が含まれているから、健康な稲が育つ。そうすると、病気も発生しにくい。
虫や菌などの生物もバランスよく生きているから、ある種類だけ大量発生ということもない。土作りを変えるだけで、こんなにいいことがある。

近代農法では「雑草」と呼んで嫌う草だけど、赤峰さんは「神草」と呼び、尊ぶ。
ミネラルが不足した土には、それを補うために草が生える。十分に栄養が足りた土には、草は生えないらしい。雑草などと呼んで田畑から排除するなんてとんでもない!生えた草はすべてそこに置くのが正解。

えみぃが畑を始めたときリョウコに言われたことは「草の種を畑から持ち出せ」だった。リョウコもおじぃおばぁからそう言われ、実践していた。
発芽して間もない、小さいうちに土に混ぜてしまえ、花をつけるな!という感じで、草1本生えていない畑を目指し、除草にあけくれていた。

でも、循環農法に取り組むようになってからは、除草はほどほどにするようになった。育てる作物より大きくなる草は抜くけれど、背が低い草はそのままにしておくし、野菜を作り終わったところは、草ボーボーでもかまわないのだ。

循環の土が完成するまでは4~5年かかるらしい。まだ先は長いけど、がんばるぞ!長くなったので、「虫」と「菌」の話は、また次回。


*1 循環農法と区別するため、従来の農法を「近代農法」と仮に呼ぶ。
  ここで挙げた方法はたくさんある中の一つ。
*2 原子転換については、学術的には認められていないが、
長年の実験や計測から、赤峰さんは事実と信じている。
プロフィール

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